「和式トイレ問題」も親の考え方次第

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この間、ママ友同士で久しぶりに集まったとき。「和式トイレ問題」が話題になりました。

知らない方の為に簡単に説明すると、「和式トイレ問題」とは家では洋式トイレが一般的になり、それに慣れてしまい和式トイレで用を足す事無く過ごして来た子供達が、小学校に上がると和式便器が中心で、どうやって用を足したら良いかわからない、そもそも中腰の姿勢ができないという理由で、ガマンしてしまうという問題。
なので、小学校によっては入学前に「和式トイレでも不都合ないように家庭で指導してください」という話もあるようです。

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びっくりしたのは、ウチの子以外はみんな和式トイレを使えないということ。
「和式トイレ問題」って聞いた事あるけど、まさかこんなに身近にあったのか~とちょっとビックリしてしまいました。
そして話題はどこに行けばきれいな和式トイレがあるか、どこで練習したら良いかという話に。
何だか私は聞いててものすごい違和感を感じてしまいました。

公園や海や山に行ったり、キャンプに行ったり、田舎のサービスエリアに行けば普通に和式トイレはあるので、いくらでも和式トイレデビューをさせる機会はあるはず。そもそも”きれいな和式トイレ”って…?

ちなみにウチの子の和式トイレデビューは海かキャンプ場のトイレでした。とーぜんキレイではありません。
掃除は行き届いてないし、虫はいるし、まあかなり汚いほう。「こんなとこじゃできない!」って子供によっては泣き出すかもしれないですね。じゃあそれは子供にとって可哀想なのか?
いいえ、そこに和式トイレがあるから用を足すだけです。そしてたまたま汚かっただけです。トイレが無ければ外ですればいいんです。(もちろん後片付けはしてくださいね!)
「郷に入れば郷に従え」というように、いざとなればできるもんです。

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「和式トイレ問題」で色々調べてたら、
”日本のトイレは高機能で世界でも賞賛されているレベルなのに、そもそも和式トイレのニーズってあるの!?”
と書いてる方がいました。
むしろ小学校の和式中心のトイレを洋式にした方が良いと。でもトイレの改修ってお金がかかるんですよね。。。
今は耐震工事の方に予算が使われているようで。
これを問題視したあるメーカーさんが社会貢献活動として、小学校に洋式トイレをプレゼントする活動をされているそうです。
素晴らしいですね!

確かに洋式トイレの方が快適。衛生的だし。でもそこにトイレが有る分だけ十分便利でしょう。
私が子供の頃、家のトイレは”ボットン”でした。「和式トイレの中に足を突っ込んじゃった!」なんて今の時代の子供の悲劇は大したことないです。だって”ボットン”は落ちたらホントに穴の中ですから。。
子供ながらに「落ちないように、落ちないように、足を広げて。。。」と思っているとうっかりトイレスリッパを落とし、親にこっぴどく怒られたり。真冬はお尻に冷たい風がもろに当たって凍えそうになったり。
夜中に一人で”ボットン”トイレにおしっこしに行くなんてもう肝試しですよ!

なので、本当に「和式トイレ問題」が”便利になりすぎた世の中の弊害”を見た気がし、違和感を感じてしまうのです。

まず親が「和式トイレって汚いし、私もいやだ」「ウチの子にはぜひ綺麗なトイレで」と和式トイレを避けてきませんでしたか?
そこが問題なんです。
今までのブログにも書いてますが、

  • 便利なものに慣れすぎてしまっていること
  • 親が率先してそういった環境に子供を連れて行って教えなかった事

が普段と違う環境に適応できない子供にししてしまってるんだと思います。

キャンプの記事と内容が重なりますが、敢えて不便な環境、普段とは違う環境に身を置くことによって、こういった問題も問題と捉えずに受け止められる柔軟性を作るのです。

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「和式トイレ問題」は学校の問題でもない、環境のせいでもない、国のせいでもない。
親の考え方次第でクリアできることだと思います。
だって家庭によってはそもそも「和式トイレ問題」は最初から存在しなかったりしますから。

なのでみなさん♡繰り返しますが、
親が率先して、子供達を色んな環境に身を置かせて、普段経験できないことを沢山させてあげて、逞しく育てましょうね♪
そしてそれは「三つ子の魂百まで」と言われますが(私は5歳までと捉えてます)、小さいうちに経験させるのが大事です!
ぜーーーーったいに、後々それが良かった!と思えるようになりますから。

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ABOUTこの記事をかいた人

何でも屋 こんどう

何でも屋という名の通り、広報からWebサイト制作、メルマガ発行、お茶汲み、役員の肩もみ、おやじギャクの受け流しなどなど何でもこなす。 本職はWebサイト&広告のディレクター。 二児の母。常にスマホ片手におばかキッズのシャッターチャンスを狙ってます。