社会復帰したいお母さん、今こそ一歩を踏み出しましょう!

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数年前から人手不足が問題になっています。
私もWebサイトのリニューアルの相談を受ける際に、「常に人を募集しているけど、なかなか集まらない。採用に効果的なwebサイトにしたい」と依頼されることが多くなりました。
いつのまにかコンビニは外国人の店員さんが多く見られるようになりました。
飲食業会は特に人手不足が深刻化し、24時間営業を取りやめる方向へ動き出しているところもあります。
環境にとっては良いですけどね。

今の日本では圧倒的に働き手が少ないのが現状です。
それは人口が減っているのと、緩やかに景気回復してきているのが理由と言われています。
そのうち人材不足が深刻になれば、外国人の働き手に頼るか、人が携わる部分をコンピューター化して人手不足を補うようになるでしょう。
でも売り手市場の今こそ、働くチャンスでもあります。その人のスキルにもよりますが、仕事を選べる状況にあるのです。
結婚・出産して仕事を辞めたお母さん達にも、仕事復帰のニーズは高まっています。

ただ、しばらく働いてない人が社会復帰するのにはそれなりの労力が必要です。

これは私自身の経験ですが、全く社会から離れて生活していると、たった1年の産休・育休後の復帰でもブランクは大きいということです。
それでも半年は自宅で時々仕事をして、感覚を鈍らせないようにして会社復帰しましたが、進化が早いIT業界は想像以上に技術や手法が様変わりしていて、完全に浦島太郎状態でした。。。
出産前のようなペースで仕事をし、高いモチベーションを持って仕事をできるようになるまで、正直3年もかかりました。こんなに時間がかかるのは想定外でした。

全盛期の時の仕事感覚というのは、自分が思うほどすぐには戻りにくいということ。
これが5年…10年というブランクとなるともっと厳しくなってくるかと思います。
経営者にとってもそれだけのブランクがある人を採用するのは、不安が無いというのは嘘になるでしょう。
ビジネスの環境が刻一刻と変化する中、”継続して仕事の現場にいる”というのはとても大事だと思います。

私たちが子供の頃は、母親は家にいて子供の面倒をみることがごく普通の光景でした。
(特に私の生まれ育った場所はそうでした)
そんな母親を見て育ってきたから、結婚したら家庭に入って子供の面倒を見るというのが当たり前のように刷り込まれていた気がします。
でも今、時代は変革期に来ていると思います。

どんどん人口が減る中、私たちの子供の世代は、子供が産まれても働き続けるが自然なことであり、子供のいる女性が安心して働ける環境も随分整備されていることでしょう。
そんな未来を考えたとき、私たちが仕事もしながら育児をする母親のお手本になるべきだと思いませんか。
私たちの母親世代は仕事をするという選択肢があまり無かったけど、今は選べる時代です。
私たちの世代が時代に合わせて、新しい母親像を子供達に見せるべきではないかと思うのです。
そうやって沢山のお母さんが仕事を続けることによって、働く母親の労働環境もどんどん改善されて、そうした動きが未来の子供達にとっても良い影響を与えるはずです。

ただ、母親が仕事を続けて行くには夫の協力が不可欠。
妻のキャリアを活かすために、育児と家事をどう分担して行ったら良いか夫婦で話し合うことも大事ですね。
子育て&家事に積極的に関わる父親像も、子供の将来にとって大切なお手本です。

ぜひ社会復帰を考えているお母さん、今こそ一歩を踏み出しましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

何でも屋 こんどう

何でも屋という名の通り、広報からWebサイト制作、メルマガ発行、お茶汲み、役員の肩もみ、おやじギャクの受け流しなどなど何でもこなす。 本職はWebサイト&広告のディレクター。 二児の母。常にスマホ片手におばかキッズのシャッターチャンスを狙ってます。