昨今、話題になっている
組体操
千葉県の柏市、流山市では「完全撤廃!」なんて逝っちゃってる・・・言っちゃってるらしーです。
じゃーやめればいいです。
だって危険だからなんでしょ?
大怪我したりする危険性があるからなんでしょ?
じゃーやめてしまえばいいじゃないですか。
一切誰も怪我しなければ誰も文句は言わないでしょ。
すると必然的に体育祭のあらゆる競技が「安全」に設計され、
体育の授業や部活動も「安全」な方向にルールやシステムが改善され、
それはそれは「安心」して子供達を育てていく環境が整うことでしょう。
では、安全になったスポーツや競技をイメージしてみましょうw
1、組体操
・組みません。体操だけやります。
・変な体操をやります。誰も怪我をしない安全設計だからです。
2、徒競走
・1人づつ走ります…集団で一斉に走るとぶつかって転んだりしたら危ないからです。
・ヘルメット、ニーパッドなどのプロテクターを着用。
・トラックには全てマットを敷きます、全ては転んだら危ないからです。
・そもそも走りません。早歩きです。何度も言いますが転んだら危ないからです。
3、大玉転がし
・大玉のサイズは直径50cmにします。それ以上大きいと危険だからです。
・転がす距離も5mにします。体格差で優劣が出ない様にです。
・やはり転がす事自体危ないので先生が転がします。子供達はそれを応援します。
4、玉入れ
・お手玉からカラーボールに変更します。お手玉は砂埃を吸って不衛生だからです。
・玉入れのカゴの高さは1mにします。全ての子どもが平等に入れられる様にです。
・1人づつ並んで玉を入れます。その方が安全だし全員が楽しめます。
5、綱引き
・この競技くらいは全員参加で全力で勝負してほしいので、全身プロテクター着用とします。安全だからです。
・グランドにはマットを引きます。特に勝負が付く瞬間、生徒達が一斉に倒れる危険性があるのでマットにはシモンズの高級ベッドマットを使用します。
・綱引き用の綱は大勢の生徒が握るので衛生面を配慮して抗菌綱を使用。綱引き前、綱引き後も手洗いを強化します。
6、紅白リレー
・体育祭の華「紅白リレー」こそクラス全員が一丸となってヒートアップする最大の競技です。
つまり白熱して怪我をする危険性が一気に上がります!!これはなんとか保護しなくては!!
そうか!この手があった!!
『ファミリートレーナー』
これだ!!
この昭和が産んだ最高のゲームマシン「ファミコン」がまさに現代に活躍するじゃないか!
最後の競技「紅白リレー」は体育館で巨大スクリーンにプロジェクターを使って、ファミリートレーナーで勝負すれば良いんだ!!
そうすれば転んで怪我する生徒もゼロ。悪天候でも問題無し!クラス全員が参加出来る!
どうよ!
これなら安心・安全でだれも怪我もせず、楽しく体育祭を盛り上げられるじゃん!
いやー全国の学校全体がこんな風に「安全」ばかりを考えた安心設計でやってくれたらさぞかし素晴らしい学校生活が待っている事でしょう。
そうやって目に見えるところばかりを過保護にしていくことで、一部のヒステリックな保護者達はとてーも納得して何も文句を言わなくなってくれるでしょう。
一安心。一安心。
さて、この話は一体誰向けに作っていると思いますか?
それは、今このブログを読んでくれているあなたにですよ。
つまりこれはかいちょー自分自身に言い聞かせている内容でもあります。
そうです、「親」と呼ばれる全ての人向けに言っています。
こんな窮屈な世の中に誰がした???
それは私たち大人全員ですよ。
かいちょーでした。