今は正に運動会の季節!先週末から今週末にかけて子供の運動会、という方も多いのでは!?
ウチも先週末、子供の運動会がありました。年長の娘は保育園最後の運動会、つまり6年間の集大成。
親も子供も数日前から気合い入りまくり!
そして私にはもう一つの責任重大なお仕事が……….
それは卒業アルバム用の写真撮影係です。
予算の関係でカメラマンさんを呼ぶことはできず、何しろ毎年アルバム係が運動会を撮影するのが恒例。
一眼レフを持っている私ともう一人のママが撮影を担当することになっていました。
年長さんを全員均一に撮影しないといけないので、責任重大です。当日は早めに保育園に行き、撮影にベストな場所を確保し、アルバム係の腕章を付けて撮影に臨みました。
ところが運動会の子供の撮影ってものすごーく大変!
わかっちゃいたけど、年長さんを全員撮影するとなると常にファインダーで誰かしら追いかけていることになります。
常に撮影のベスポジを見つけて動いたり、場所によってレンズ交換したりとかなりバタバタ!
そして一番最後の種目、年長組全員によるリレーがやってきました。
みんながバトンを渡す瞬間とゴールを撮影するために、私はゴール脇で撮影することにしました。
娘は赤組でアンカーの男の子にバトンを渡す重要な役。
第一走者がスタートして間もなく、白組がリードしました。第四走者につなぐ頃には赤組は半周も離されていました。
が、赤組の奮闘で少し差が縮まったところで娘にバトンが渡されました。勢い良く飛び出した娘はどんどん前の子に追いつき、タッチの差でアンカーにバトンを渡す。もうちょっとで追い越せるところだったのですが、接戦のまま白組がゴール!
最後は全員が力を振り絞って頑張っていました。
感動のリレーでした。
が……
私はバトンを渡す瞬間、ゴールテープを切る瞬間を撮影するのに必死で、感動どころでは無かったのです….
娘の最後の運動会なのに……..
実は娘が如何に足が速くて接戦まで持ち込んだかという具体的な話は友達から聞きました。
友達が撮影していた動画を後から見て改めてわかったのです。
私はファインダー越しにピンポイントの場所しか見ていなかったので、全体像がしっかり見えていなかったのです。
全員を均一に、いい表情を抜こうということに気を取られて感動を味わう余裕がありませんでした……
涙が出る程感動するだろうと思っていたのに。運動会後に味わったのは「終わったー」という安堵感でした。
で、私が心底感じた事。
運動会はファインダー越しではなく肉眼で見るべし!!
撮影しながら運動会を見るのでは感動が半減してしまいます。
子供の晴れの舞台は肉眼で見てSDカードではなく自分の頭に記憶すべし。
予算がかかってでもカメラマンを手配するべきだったと思いました。
私は俯瞰で運動会を見て、肉眼で娘が一生懸命競技に打ち込む躍動感を味わいたい。
そして思い切り声援を送りたかった。
そこにはきっとファインダー越しとは違う娘の姿があり、そこから受ける感動もまた違ったものになったはずだから。
再来年年長になる息子の時は、ぜひカメラマンの手配を提案したいと思います!!