ママ友と子連れで飲食店に行って肩身が狭かった話

shutterstock_139660186

先日の土曜日、ママ友3人と子連れでお出かけする機会がありました。
そのまま外でランチすることになりお店を探したのですが、都心部だったので子連れランチできるようなお店を知らない…。
そこで、以前仕事の合間に入った事のあるお店に行く事に。

既にお昼のピークは過ぎていて、店内は空いてる様子。
平日はビジネスマンが多く、椅子とテーブルのみのお店で決して子連れ向きではなかったので、まずは空いてることにホッとしました。
大人3人&子供5人で入り口付近の8人掛けのテーブルに案内されました。

子供との外食にはあるあるですが、メニューを見ている時、一人の子が麦茶の入ったコップをうっかり倒してしまいました。「すみません!お茶こぼしてしまいまして。。。」
来てくれた定員さんは若そうなお兄さん。
こちらの勝手な印象ですが、オーダー取ってる時からして子供が好きでない雰囲気を感じました。
料理が運ばれて来て、子供の用の食器やスプーンを持って来てもらえる様お願いしたのですが、何だかあからさまに迷惑そうな感じ。
ぶっきらぼうに「うちにはコレしかないんで」と持って来てくれました。

この日は暑くて子供達もガブガブお茶を飲んでいたので、食べ終わると順番に「おしっこ~」。
必然的にトイレタイムが重なってしまい、お友達がトイレに入っている間、入り口付近で待ってました。
子供の右手にはすだれが掛かっていて、小上がりのような席が有る様子。
こーゆーのって大体、中に何が有るか気になって中を覗いてみるのが子供のお決まりのパターンですよねー。
興味津々に覗こうとする子供に注意しようと思った瞬間、さっきのお兄さんが来て(こういう時の察し能力が異常に早い!

店員さん:「人が休んでいるんでやめてください」
私:「すみません!」

トイレから出て来て、一人の子がまだご飯を食べていたので、少し待つ事に。
そんな時もじっとしていられない子供達。ましてや友達が一緒だと余計に悪さがヒートアップしてしまうもの。。。
席を立ち始めて入り口付近でウロウロし始めました。
「もうちょっとで出るから座って待ってよー」と言いかけた瞬間、さっきのお兄さんが来て

店員さん:「お客さんの邪魔になるんで」
私たち:「すみません!」

large_877931_1

明らかに子連れの客を迷惑がっているよね。。。。
何度「すみません!」と言っただろうか。
もちろん子供達も悪いところもあるけれど、何だか肩身が狭くてそそくさとその店を後にしました。

店員のお兄さんには確実に、”子供のしつけができていない親””公共マナーを守れない子供達”という風景に写っただろうな。
でもねー『子供というのは本当に自由で、色んなモノに興味を持ってしまう生き物であり、時には親でも思う通りに行かないこともある』んです。
怪獣のような子供達を連れてお出かけして、やっとお昼を食べる事ができて、親がホッとしたい時に、100%の注意力を持って子供を見るって結構難しいことなんです。。。。

まぁ、周りに気兼ねしないでゆっくりしたければ、ファミリーが多いお店に行けばいいじゃんで済む話ですが。
なんて言うか、みんなが赤ちゃんや子供に対してもっと包み込むようなあったかい眼差しで見てくれたら、日本ってもっと子育てし易い国になると思うんです。

去年、話題になったこの本を知ってる方も多いと思いますが……

2014-01-23-akachan

この著者の方は、2014年1月末にハフィントンポストに掲載された「赤ちゃんにきびしい国で、赤ちゃんが増えるはずがない。」という記事を書いて、驚異の17万「いいね!」を獲得しました。
私も「いいね!」した一人です。何に共感したかというと、

飛行機の中で赤ちゃんが泣きやまない。じゃあみんなであやしてあげよう。子育ての先輩たちは、うちのはこうして泣きやんだことがある、と知恵を出してあげてもいい。満員電車にベビーカーを押して母親が乗ってきた。じゃあその周りの5人くらいは電車を降りて、みんなで空間を作ってあげればいい。遅刻したら堂々と「ベビーカーに譲ったので」と報告して、上司は「それはよいことをしたね」と褒めればいい。

というところ。「よくぞ言ってくれました!その通り!!」と何だか胸のモヤモヤがスコーン!と取れた感じ。

みんなが赤ちゃんや子供に一定の理解があれば、母親はもっと気楽な気持ちで公共の場所を使うことができると思うんです。(決して、子供を野放しにしたり、子供のすることに多少無責任でもいいと言ってる訳ではありませんよ~)
おそらく、赤ちゃんや子供を迷惑そうに見ている人も、小さいときは同じ道を通って来たと思うんです。だって、それが子供の自然な姿だから。

もっと世の中のお父さん&お母さんが肩身の狭い思いをしなくても済むよう、周囲の理解が増えるといいですね。

Instgram写真館

ABOUTこの記事をかいた人

何でも屋 こんどう

何でも屋という名の通り、広報からWebサイト制作、メルマガ発行、お茶汲み、役員の肩もみ、おやじギャクの受け流しなどなど何でもこなす。 本職はWebサイト&広告のディレクター。 二児の母。常にスマホ片手におばかキッズのシャッターチャンスを狙ってます。