このタイトルで「え!ほんと!?」って思って人も多いはず。
みなさんチラホラ聞く話だと思いますが、保育園や幼稚園などで昔に比べて転び方が下手になっている子が多いそう。
転んでも手が出ないので、そのまま顔や頭に怪我をしてしまう。
それは、外遊びを沢山して転ぶ経験が少ないから。転ぶ経験をしていなくて身体の使い方を知らない子が、大きな怪我につながる転び方をしてしまうんだそうです。
怪我のリスクを抑えるためには何よりも幼児期に沢山運動すること!
幼児期にしっかり運動することによって、体幹が鍛えられ、大きくなっても様々な運動に適応することができるようになります。
この転ぶ経験、体幹トレーニングを同時に経験できるものが実はあるんです。それが「ストライダー」!(ストライダーの宣伝ではありませんよ~)
うちの子ども達も「ストライダー」を1歳児から乗る練習をし、体幹が凄く鍛えられたと実感しています。なので納得!
私も初めて知ったんですが、ストライダーは転ぶ事を前提につくられているんだそうです。転んだとしてもダメージが最小限になるよう設計されているので、安心して転ぶことができる。
ストライダーは子ども自身の足と判断で走らせながら安定させる遊具。なので、バランス能力を向上させるには最適な乗り物。
そりゃー最初から上手に乗る事はできませんよ。まずはストライダーに跨いでみて、自分の足で蹴ってハンドル握って進む事から始まります。ここでバランスを崩すと転ぶ。でもいいんです。
その繰り返しで転び方を身体で覚えて、バランス感覚を身につけて乗りこなせるようになる。
だから乗りこなせた時の喜びはひとしお。ここで「自分もできた!」という気持ちがまた次に何かチャレンジしようとするモチベーションになります。
他にも体幹を鍛えられるものって、バランスボールだったりフラフープだったり色々あると思いますが、1歳児からでも乗れるのってそう無いと思うんです。
バランスを中心とした運動神経は5歳でほぼ80%に達すると言われていて、2-3歳で沢山転んだ子ほど運動能力が発達するそうです。
本当にこれは嘘ではなくて、補助無し自転車に早くから乗れるようになった子は、私の周りで聞く限り結構な割合でストライダー経験者なんです。(繰り返しますが、ストライダーの回し者ではありません 笑)
上の子は4歳の誕生日に補助無し自転車を与えて、一発で乗れるようになってました。
最近では保育所でホッピングにはまっていて、少し飛べるようになったと嬉しそうに報告してきました。それを聞いたうちの旦那が「100回連続して飛べるようになったら、ホッピングを買ってあげよう」という約束をしたら、なんと次の日に保育所で一生懸命練習して、100回飛べるようになってました!
これはまさしく、1歳児からストライダーを練習し体幹が鍛えられた証拠だと私は思ってます!!
あと!一番大事なのは親のサポートです。
散歩に行くなり公園に行った時などできるだけストライダーを持って行く。行きは乗ってくれても、帰りは疲れたからやだー!と言って乗ってくれず親がストライダーを持って帰る事もあります。
でもそれを面倒だと思わず、できるだけ沢山乗せる機会を作ってあげる。
乗っている時も危ないからといって手を貸しすぎず、見守る。
転ばないように手を貸すのではなく、転んでもケガを最小限に抑えるためにヘルメットなどを付けさせる。親のサポート次第で、ストライダーの楽しさを見いだした子どもはビックリするくらい上達します!
沢山転んで怪我をするのも大事な経験。
走ってもいい、跳んでもいい、転んでもいい、傷をこしらえても構わない。
失敗からこそ得られる経験を大事にしてあげられると良いですね!!