そしたら、同じように変だと思った女性が、
「ぼく、横のおじさん、知り合いなの？」と先に声をかけて、
「ううん、知らない人」といったので、
すぐに自分が、その子とオジサンの間に入り、引き離し、ゲートシティの受付へいって、１１０番しました。

その男の子、話を聞くと、小学一年生で、塾の帰りで一人だったみたい。
とてもとても礼儀正しくて、気丈に振舞っていたけど、警察官が来た時に、緊張の糸が途切れたのか、一気に泣き出しました。

怖かったよね。よく頑張った。

実は、すごく複雑な気持ちにもなりました。

警察が来るまでにその男の子と話をしていた時、
「知らない人だからって、悪い人とは限りません」って言ったの。

そりゃそーだよ。そりゃそーだよ。

警察が来て、オジサンのマンツーマンディフェンス役はバトンタッチしたので、何をしようとしていたのかは結局は分からないんだけど、（だから、立件されるかどうかも不明）家なき子風のオジサン、ろれつ回ってなくて会話にならないし、俺に向かって「お兄ちゃん、俺の入れ墨見るか？」とか言ってたし。

無事に親御さんに連絡も取れて、駆け付けた時点で、その子とバイバイしました。

怖いと思うのは、
・(そのオジサンに悪意あったという仮定で)
　未遂だったけど、逮捕されないなら、再発の可能性があるということ。

・大崎の駅前に、あれだけの人がいて、他に誰も気づいてなかったということ。
　（１６時頃なので、サラリーマンの往来多数あり）

あと、
・子供は、どういう時に防犯ブザーを鳴らすべきか、分からない。
　（その子も持ってはいました）

子供の誘拐を防ぐには、「地域が協力して子供を守るのが大切」とちょっと前に見たのを思い出したので、自分が感じた「違和感」をやりすごさないで良かった。

もし、声をかけて「自分のお父さんです。」と言われたら、
その時に「失礼しました」って言えば良いだけだしね。

怖い思いをしたかも知れないけど、本当に何も無くて良かった。

そして、真っ先に声をかけた女性、あんたはエライ！帰り際、その人も、後から恐怖が訪れたようで、震えだしていたしね。

あ、もし皆さんが同じような状況になったら、一人で行動しないで、周囲の男性に協力を求めるのが、より安全だと思います。（自分もそうすべきでした。）

ということで、今日の教訓

【地域が協力して子供を守るのが大切。
　それは、そこに住む人だけじゃなくてね！】