さぁ!第2回目の「イケベイズム」も偉そうに書いちゃいますよ!
今回のテーマは…
出産前に性別を聞いちゃダメ!
昨今は医療の技術が進歩して、超音波なるものでお腹の中の赤ちゃんの状態や具合をモニターして確認する事ができるようになりました。
これによってお腹の中の赤ちゃんの健康状態や生育状況を知る事ができ、これまでより安全に出産できるようになりましたよね。
これはすごく良い事だと思います。
ところが、副産物的に『性別』までわかるようになっちゃいました。
モニター上でチンコの有無を確認できるようになったからです。
すると、多くの妊婦さん(夫婦)は、お腹の中にいる時点で性別を知ろうとする方が増えました。
ちょっと待った!
なんでまだお腹の中にいる赤ちゃんの性別を知ろうとするの??
と、質問すると多くの人がこう回答しました。
あらかじめ名前を考えるのに便利だから。
事前に男の子か女の子がわかっていれば用意する洋服が困らない。
とにかく性別がどっちか知りたかったから。
などなど、僕からしてみれば、どーでもいい理由ばかり。
しかしね、よーく考えてみて下さい。
子供を産むと言う事は…
新たな生命が誕生するという人生で最も神秘的な瞬間だと思いませんか?
新しく、1人の人間の「人生」がスタートする劇的な瞬間ではないですか!
そして、自身のお腹を痛めて苦しい思いをして産まれた赤ちゃんを、その手で抱え、
その時、初めて自分の子供の性別を知る、その瞬間こそ感動の頂点だと思いませんか。
それを事前の検査で、四角い鉄の箱の白黒のモニターを見る事で知ってしまうなんて、すごく残念でならない。
それまで性別すらわからないから、産まれてくる赤ちゃんを想像して男女それぞれの名前を考えたり、
「男の子だったらたくましく育って欲しい」とか「女の子だったらキュートな洋服着せてあげたい」とか
性別がわからないからこそ、その瞬間までドキドキワクワクして誕生を待つのじゃないですか。
あなたは人生で何人の子供を産もうと思いますか?または産みたいと思っていますか?
実際には2人が理想、多くても3人くらいですよね。人生でたった2〜3回しか味わえないその瞬間を、
たいした理由も無いのに事前に機械で知ってしまうなんて本当にもったいないと思うのです。
そんな僕は、2人の子供がいますが2人とも最後まで性別を聞きませんでした(夫婦共)
定期検診の際に、先生に「絶対に性別を知りたくない」とカルテに書いてもらったほどです。
すると、お産の日、その病院の助産師さんが気をきかせてくれて産まれたばかりの赤ちゃんのタオルをめくる場を作ってくれたのです!
「お父さん、心の準備はいいですかぁ? ではタオルをめくっていきますよ! はい、1枚目。2枚目…」
「最後の一枚はお父さんがめくって自分で性別を確かめて下さい♡」
『は…はいっ!』
もうドッキドキしながら最後のタオルをめくりました!『絶対男の子だぁ!』
・・・・・・・・・・・・・・・・
うわぁ〜!女の子だったぁ〜〜〜〜〜
(↑実際のその瞬間の娘の写真です♡)
そうなんです!僕は絶対男の子だと信じていたんです。
だから、めくった瞬間チンコが付いてないのを確認してしまうと、あまりのショックでもの凄い心臓が痛くなってしまい、
一瞬意識が遠くなってしまうくらいの衝撃だったのです!
ところが・・・
そんなことも、0.02秒でどーでもよくなりました!
この手に抱いているこの赤ちゃんが僕の娘だと思うと…
もうカワイクてカワイクて、そして嬉しくて嬉しくて、
その場で号泣してしまったのです(恥ず…)
結果、絶対男の子が欲しいと豪語していた僕は、一瞬で『女の子が産まれて良かったぁ〜♡』
と切り替ってしまいました。
ま、つまりどっちでもいいんですよ、男だとか女だとか。
産まれて来てくれたその子が最愛になり、自分が求めていた通りになるんです。
だからね、事前に性別を知る理由なんてないんですよ。
知ってしまう事で、この産まれた瞬間の大感動を放棄するなんてありないです。
生命誕生の神秘と感動の重みを今一度よーく考えてみて下さい。
超音波のモニターからでは、この感動は絶対得られませんから。
人生はその一つ一つがドラマなんですから。